2010年11月02日

TS-120Vの時間(到着)

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ストレートキーを中古で入手したくて立ち寄った中古リグのネット通販屋さんにて、こんなものが適価で出ていたので入手してしまいました。トリオのTS-120V(10W)であります。小学二年生の担任の先生がハムで、それに憧れてラジオの製作を購読し始めたあの頃、私にとってリグといえばトリオでした。毎月の広告ページを飾る精悍なリグたち... ライセンスは高校生になるまで先延ばしになりましたが、少年時代の憧憬グッズのひとつであります。

TS-120Vは、トリオが最初に作ったアマチュア用HFオールトランジスタの無線機と言われています。この無線機で開局をした方々が多いようですし、シンプルな操作で運用でき小型であることから、当時はYL局にも人気があったようです。

ネットで色々調べてみると、およそ2SC460とミキサーICのSN16913Pの劣化がレストアポイントのようです。しかし両者共に絶版であり、前者は2SC1815Y・2SC1906等で代替できるようですが、後者ICはお手上げ。既にアキバでも見かけません。いちかばちか、このICがダメなら最悪部品取り用個体を調達するほかありません。代替できる後継パーツが無いようなのです。

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外観、特にフロントパネルはなかなかキレイで、気になるプラ製ボタン系も妙な日焼けがなく美品でした。

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火を入れてみました。自宅にはシャックがないのでV/UHF受信用のディスコーンをとりあえず繋ぎ、7MHz帯上の中華放送を聴いてみますとちゃんと復調できております。RF GAIN始め、それぞれのツマミ類の機能動作についても問題ない模様です。いいですねぇ、LEDではない麦球系照明が灯るリグ。昭和の憧憬が今ここに再現、であります。この、蛍光管式周波数表示がなんとも時代を感じさせ、無線シズル感も満点であります。

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一通りバンドを切り替えて受信してみました。件のミキサIC不良による不具合は、21MHz以上で蛍光管周波数表示が出なくなるものが多いようですが、この個体は幸いなことに問題なく動作しています。送信可能なアンテナを繋げていないので送信確認は今宵かないませんでしたが、なかなかの上物を入手できたようで満足です。マイク端子には、カバーを付けてしまいました。これでは早くもCW爺化かっ!(笑 手元にたまたまあったMコネクタ用のキャップをはめてみたら、丁度合うようです。

今後、周波数カウンタを入手したり、名古屋の実家に置きっぱなしの頂き物オシロ(20年前の代物)を持ち帰ってきて、回路の勉強をしながらレストアを進めようと思います。ま、そうして測定器集めをするのも楽しみの一つですね。サイズのコンパクトさも気に入りました。


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余談ですが、今回ついでに入手した電源、なんとWELZ製です。本当は純正ラインで電源や外部スピーカ・外付けVFOなんかも揃えたいですが、ぼちぼち見つけては集めようと思います。最新HFリグを購入する予算が無くてこんなものに手を出してしまいましたが、現代のコンピュータリグはおよそ自分で手が入れられませんし、少年時代の憧憬と共に楽しむことが出来る所を総合すると、なかなか良い買い物だったと思います。

posted by ハリー伊藤 at 23:49| 埼玉 ☔| Comment(3) | TrackBack(0) | ビンテージ・リグ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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