2016年02月15日

ポケットレフレックスラジオの製作(ケース実装編)

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前回の試作での不具合ですが、その後の切り分けでフェライトバーアンテナの不具合だと判りました。コイルのインダクタンスは一次側二次側共に正常でしたが、何故かポリバリコンとの組み合わせで同調が上手くいっていませんでした。手持ちの別品に替えたら途端に選局が正常になり、綺麗に関東平野の5局が入感し始めました。

10kΩの平型ボリュームで、およそ40〜50%の開度で『サー』というノイズが出て過増福状態になりますが、その手前でスピーカーでも実用的な音量を得られますし、発振しやすいレフレックス回路ですから想定内です。

今回はケースが薄型ということもあり、ユニバーサル基板(いつものC基板サイズ)上のパーツは背が低くなるようレイアウトしています。また、100均スリムペンケースには余裕で収納できると思っていましたが、意外にキツキツでアウトプットトランスはご覧のように基板を削って対応する羽目になりました。

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想像以上にケース実装には苦心し自分の経験ではかなりの狭小実装となりましたが、無事全パーツを実装することができました。自作っぽくなくがコンセプトでしたが、ケース内寸にポリバリコン+ダイヤルが入りきらず、無念のチューニングダイヤルむき出し実装になりましたが、それ以外はイメージどうりの仕上がりに。

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最後までハラハラしながらも無事収納された内部。ツボは、昨今入手困難の平型ボリューム(電源スイッチ付き)とイヤフォンジャックを背の低い基板実装型にしたこと。そしてアウトプットトランスの落ち着き場所は、基板を切り欠いてかつトランスの金属シャーシの左側部が当たる場所の基板を削り込んで、基板にトランスがめり込むような格好で落ち着きました。



電源のパイロットランプとして、チューニングダイヤルの脇にLEDを仕込みました。これは、チューニングダイヤルの位置指標としても併用しています。前回同様、このLEDは高輝度タイプを使い電流を定格からかなり低くすることで消費電流は1mA未満になっています。

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最終的な消費電流は、約11mAとなりました。006P 9Vのマンガン電池は300mA/h相当だそうですから、約27時間持続となり1日8時間使用と想定して3日半の持続。スピーカーラジオとしては低消費電力な方ですが、やっぱり006Pは容量が少ないですね。現代は100均で006Pのマンガンが2本100円で買うことが出来ますから、コスト的には気楽になりましたけれども。


(気づいたこと)

ストレート型よりもレフレックス型は選局がシビアではない 
ストレート型は選局の適正位置が狭く、レフレックス型はそれが広く選局が楽

ストレート型よりレフレックス型はSN比が悪い どうしてもサーというノイズが乗る
超強電界(送信所から10km以内)でなければ、レフレックス型でも選択度は十分実用レベル
自宅はJOQR 100kWから5km圏内なので、どうしてもJOKRへはカブってしまう
カブりがあっても、中波ループアンテナで同調レベル?を上げるとカブりがなくなる

音質は、ストレート型の方が数段上 音のしっとり感と中低域のリッチさが違う
感度は3石ストレートより1石レフレックスの方が数段上
鉄筋コンクリートのベランダなし部屋である弱電界の自室では、ストレート型では局によって実用以下の音量が、レフレックス型では十二分な音量を得られる

バーアンテナの接触不良?で全く鳴らないことも 端子型でリッツ線のリード線がない方が確実かも






posted by ハリー伊藤 at 01:55| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ラジヲの製作 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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