2016年02月12日

ポケットレフレックスラジオの製作(試作編)

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次作はより実用度と感度が高いスーパーヘテロダイン回路を狙っていましたが、ポケットラジオケースも漁りだしたという事で、もうひとつ簡単な回路のラジオを手がける事にしました。前回がストレート型でしたので、次のステップとしてはレフレックス型ですね。

回路としては、先日手に入れた『はじめてトランジスター回路を設計する本』98ページ掲載のレフレックス回路を使わせていただく事にしました。TRは、高周波増幅部が2SC380TM-Yとなっていますが2SC1815-Yに変更、終段低周波増幅部は2SC1959-Yそのままとしています。

2SC1959-Yも入手難になってきましたが、偶然アキバ ラジオデパート3階のシオヤ無線さんで在庫を見つけましたので自分で使う程度確保しました。

1石のトランジスタを、高周波増幅と低周波増幅に2役活用する、まさに「一石二鳥」な回路です。このため、1石でもそこそこ高感度だそうですが、選択度は甘めだそうです。我が家はJOQR基幹送信所から5Km圏内なので、選択度については気になるところですが、物は試しでブレッドボード上に試作してみることにしました。

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試作回路が組み上がって、周辺パーツを接続して動作試験をしている様子です。ポケットラジオ用にと新たに入手した直径40mmのスピーカーとの組み合わせです。こんなちっちゃいですが、このサイズでアルニコスピーカーを見つけました。

火入れ直後「じゅわ〜」っという雑音が入り、バリコンを回すとキュルキュル音が変化するので、まずは成功の様子。電界強度が弱い鉄筋コンクリート造でしかもベランダに面していない自室では、バーアンテナのままでは放送を受信できませんでした。

先に作ったループアンテナを近づけると、元気よく受信信号が聞こえてきてまずは動作成功。しかし、ループアンテナ側のポリバリコンで選局する格好になってしまい、この回路側のポリバリコンではダイヤルを回しても選局できない様子で、上から下まで帯域幅一杯にループアンテナで同調した放送局だけが聞こえます。

音量自体は噂通りかなり元気に鳴ってくれています。アウトプットトランスを使っていることもあるようですが、アウトプットトランスを取り外して負荷抵抗でスピーカー駆動をしても、そこそこの音量で鳴ってくれています。

さて、なぜ帯域一杯にループアンテナで同調した放送局が聞こえてしまうのかは判らないのですが、ブレッドボードは本来高周波モノ用ではありませんから、多少無茶した配線で発振寸前な様子でもあるのできっちり基板実装したら落ち着くだろうと思う?事にしました。

また、同じくラジオデパート2階の山王電子で見つけた平型ボリューム10KΩを試作回路に投じてみましたが、半分以上回すとピギャーではなくザー音で発振?発振手前の低周波増幅過大?な様子でもあるので、ここも基板実装で落ち着くことを祈ります。

初めて使うアウトプットトランスですが、ノーブランド品(ST-80相当品)はどうもザラっとした音になってしまい、手持ち在庫のサンスイ製ST-32に替えたら音の粒が落ち着いて綺麗になりました。しかし、ペンケースにはアウトプットトランスが大きく収納が困難なので、低周波増幅部は別の回路に見直そうか模索しています。



posted by ハリー伊藤 at 18:57| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ラジヲの製作 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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