2007年03月05日

モノポールアンテナの接地

先週末から活躍している、モノポールアンテナ。
アンテナは接地(アース)が命、と身をもって感じていますが...

中学生時代、マイキット20のゲルマラジオで、接地をしっかりやったら、
ビックリするくらいの音量になった経験から、当然送信アンテナもしかりと
思っております。

HFモービルの「案てな工房」さんのサイトを覗いても、
いかに接地が飛びに影響するかを解説されています。

そこで、自作アンテナ初心者の方に参考になればと...

モノポールアンテナは、接地型アンテナ、ですから接地(アース)が必須です。
わかり易く言うと、ダイポールの片方のエレメントをモノポールとして
もう片方は、接地してダイポールと同じような動作をさせようとする方式です。

という訳で、いいかげんな接地では、勿論聞こえませんし飛びません。


(1)手当たり次第、アースになる所にクリップする方法

DSCN3387.JPGJARL QRP club JR3ELR 吉本さんの「托鉢打鍵」で有名な方法です。道端には、ガードレールや、このような導体の塊がアチコチにあるので、手当たり次第、ワニ口端子でクリップして試す方法。

効果の確認は、雑音(受信)音量が上がるかで大雑把に判断し、SWRがキレイに落ちれば、良好なアースでしょう。


(2)カウンターポイズ

DSCN3407.JPGカウンターポイズとは、仮想アースのことで(OM諸氏、表現合っていますでしょうか?)、適当なビニール線を、適当な本数接続して、道端に広げておく方法です。

7MHzモノポールアンテナなら、1/4波長≒10m位(位でいいんです)を、2本でもオッケーでした。本数は沢山あるに越した事はなく、DXぺディでは、惜しみなく何十本ものカウンターポイズを広げているそうです。
私は今回、(1)で上手くSWRが落ちたのですが、別の日に行ったらダメだったため、たまたま持ち合わせていた、7MHzのフルサイズダイポール用のビニール線10mx2本を使ったら、ピタっと針が張り付くように(笑 SWRが落ちました。

その際は、2本なら90度(直角ですね)の角度にすると良好です。
この写真の例では、堤防の斜めの壁に沿わして、90度の角度で展開しています。

ただ、(2)は広い場所でないと迷惑でしょうから、(1)との使い分けでしょうか。
いずれにしても、よそ様に迷惑をかけないように設営するのが基本です。
posted by ハリー伊藤 at 12:55| 埼玉 ☁| Comment(13) | TrackBack(0) | アンテナ関連の部屋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
案てな工房さんは......

企業じゃないと言われてもねえ.そりゃ確かにその通りでしょうとは思いますが,あそこまでやるのなら,ちゃんと企業化したらどうだとも思います.アンテナのパーツやいろいろな物を手作りしてくれるそうですが,ウェブサイトにも一元さんお断りと書かれていますね.そのくせ関ハムには毎年ブース出してるのは何故?

それなら,案てな工房さんが神様と崇めるJA6HW角居さんの紹介状でも持って行ってやろうかと考えたこともあります.角居さんとはそんなに親しいわけじゃないけど,QRPハンドブックでは共著という間柄なわけで.
Posted by JS1BVK/3 山田哲也 at 2007年03月06日 01:49
山田さん、おはようございます。

ははは、確かにあのトップページは引きますね。
ただ、人にモノを聞くときのお行儀というか常識が
なっていない方が多いのも事実なのでしょう。

折角の素晴らしい技術なので、このあたり上手くできれば
良いのでしょうけどね。

ただ、あちらのサイトは、アンテナの基礎の基礎で、
非常に勉強になった(特に接地や、みかけだけのSWRでは
飛ばない、など)ので、触れてみました。
Posted by ハリー伊藤 at 2007年03月06日 09:31
伊藤君,おはよう.

案てな工房さんの言いたい事は判ります.ただ商売としてアンテナ作りに踏み切れないなら,あそこまで高度なアンテナを他人に見せるなと思ったまでです.商売を始めると,もっともっと無礼な奴が来るでしょう.そんな事は大久保さんも千葉さんも経験されているだろうと思います.案てな工房さんに同情する点があるとするならば,アンテナしか作っていないが故に,一部のトラック野郎などのような非常に常識の無い連中が突然現れて,傍若無人な振る舞いをするのだろうと言う事は,充分推測できます.

1月と2月末に,EHアンテナの製作講習会に参加してきました.これは,阪神ハムクラブ主宰でキャリブレーションが後援の製作講習会でしたが,3エリアらしいクレームを言い出す人がいました.主催者側の苦労などお構いなしで,自分が払った会費分に必ず見合った結果を要求するのですね.それが満たされないと怒り出すというわけです.たぶん案てな工房さんにも,そう言った『お客』が大勢来るのでしょう.

案てな工房さんの製品(企業じゃないなら製品とも思っていないでしょうが)は垂直系アンテナの『いろは』を学ぶには良いだろうと思います.しかし,あそこまでエレメントが短いと飛びの方はどうなのか疑問です.センターローディングコイルと言っても,ほとんどボトムの位置にしているのは,可能な限りコイルのインダクタンスを下げようとしていること,SWRの低い領域を可能な限り広げようとしていること,万一アンテナを架設したまま走行されても実害を最小限に抑えようと考えていること,以上の3点又はその他の理由からでしょう.案てな工房さんが,これはモービルアンテナじゃないんだ,と口を酸っぱくして言っても聴く耳持たぬユーザーが後を絶たないのでしょうね.そう言ったこと総てにフォローできないのなら,ウェブページの閉鎖をして一切の広報活動を辞めるべきだと,僕は思います.

企業会計原則に従い,原価計算をすれば,案てな工房さんのアンテナは非常にお安く出来ていると言えるでしょう.かなり高価な工作機械や測定器及び場所(土地・建物)を自己負担でなさっています.これらの簿価をアンテナに配賦すればどうなりますか.学部で習ったお話です.

アンテナの基礎的なお勉強は,角居さんの著書を読まれることをお薦めします.
Posted by JS1BVK/3 山田哲也 at 2007年03月06日 10:39
山田さん、こんにちは。

了解です。角居さんの著書、今回初めて知りました。
早速勉強材料に取り入れたいと思います。

諸所、同感であったりしますが、
いつも思うのが、高田さん、大久保さん、千葉さん、です。

おそらく、トンチンカンな質問も日常茶飯事でしょう
私の持っている千葉さんの著書でも、すこしだけ
「ちゃんと仕上がりを確認しましょうね」とやさしく(!)
書いてあります。

この方々は、そんな日常もありながら、あの丁寧な活動を
されていることに、本当に「仏だなぁ」とヒトとして
感服します。

最近では、児玉さんもそのお一人でしょうか。

私も、自分の得意分野で、なにかこの趣味の世界の
仲間に還元できることがあればなぁと、日々思う次第です。

そのひとつ、手始めが当ブログだったりします。
Posted by ハリー伊藤 at 2007年03月06日 13:00
ハリー伊藤さん、こんばんは。

接地型アンテナの場合、ラジアルをどうしようかと、あっちこっちと良さそうなものを探しますよね。

私は人通りのないところでの運用が多いので(2)のカウンターポイズがほとんどです。
ラジアルの線は1本で10m程度を適当に地面に放り投げています。

私は試してみたことは無いのですが、キャンプなんかに持って行くギラギラのアルミシートを敷いて、その上にホイップを立てている人もいるようで、大地との容量結合でラジアルの代わりになるのだそうです。

狭いところでもOKなので一度試してみようかと思っていますが、ギラギラと目立つかも知れませんね。
HAMのPRには良いのかも?
Posted by JL8KUS/壺内 at 2007年03月07日 00:20
壺内さん、こんにちは。

アルミシート、新情報です。

そういえば、キャンプで思い出しましたが
バーベキューで使う金網を同様に地面に放り投げて
つかうと「かなり」良いアースになるらしいですね。

クルマ移動なら、これでワニ口コードで繋げば、かなりお手軽ですね。
ケーブルの片付けも要りませんし。

このあたり、皆さんそれぞれのスタイルがあって
面白いですね。
Posted by ハリー伊藤 at 2007年03月07日 12:39
 今日は。

 移動好きなので10mのマストを通販で購入して7MHzの1/4λホイップ運用も時々やっています。
 垂直部10m、カウンターポイズ10m×2のGPを地表面に置いたような格好ですが、何度か使ってみましたがVCHホイップ?の方が飛ぶ?様に感じています。
 個人的には10m竿を私の主力移動手段の自転車で持って行くとなるとVCHの方がパフォーマンスが上ですね。
 竿を素直に垂直に使って20mのSUSワイヤーを“への字型”に張り一旦から並列共振を介して給電するツエップもどきダイポールだと飛びます。
 ・・が、やはり持参する機材などまで考えるとVCHは優れものです。

 余談
 JA6HW(ex JA1RST)角居さんは大昔は我が入間市においででした。自動制御機器メーカーのY電機にお勤めだったと思います。
 開局当時ローカルさんと一緒に当時住んでおいでだった社宅へお邪魔したことが一度あります。
 もう記憶が定かではありませんが、CW好きなので自分のコールサインはとても気に入っている、といった話を聞いたような気がします。

 田島 JA1XFA/QRP
Posted by 田島建久 at 2007年03月10日 14:09
JA1XFA/QRP 田島さん、こんばんは。

アンテナの情報ありがとうございます。
フルサイズ1/4λなら、飛ぶような気がしますが、
やはりVCHの電流の腹が上に来る、が優位になっている
のでしょうか。

ますます、VCHアンテナ、リスペクトですね。
私も早く作らねば。

フルサイズツエップ風ならよく飛ぶとの事。
やはりセオリーどおりですね、「長く・高く」

そういう意味からのVCHの飛びは、やはり画期的ですね。
Posted by ハリー伊藤 at 2007年03月10日 17:28
 伊藤さん、今日は。

 今もってVCHアンテナが良く判らない(^^;状態ですが、“飛び具合”、“携帯容易”な点は最高です。
 CQ誌の記事からすると、“非対称1/2λ垂直ダイポール”という発想らしいのですが、??です。ただし「飛ぶ」という結果からすればVY-FBです。
 製作も簡単で吊り竿(ないしはマスト材料)が入手できれば一時間もあれば完成しますし、調整も不要ですので休日前の夜に製作し、次の日にフィールド・テストというのも楽しいでしょう。

 作って使った経験からのアドバイス?ですが、
 1)PETボトルはCQ誌の記事のように漏斗型に切り取らない方が強度がはるかに高い。
 2)頂上部のエレメントは同軸外皮など太いものを使うようにとあるが、5D-2Vで(ナミダを呑んでぶった切って使ったが)やってみたが、一般ビニール被覆線のエレメントと送受信の状況に変りは無かった。
 元々頂上(先端)部分は電圧腹ですからわざわざ太い線材を使う手間はいらないと思うし重くなって安い竿だとしなってしまう(^^;

 その他
 安価な“4.5m万能竿”にもカーボン化が進んでいるようです。近所の釣具専門店ではグラスファイバー製の竿が殆どありませんでした。
 ホームセンターの子供用釣具売り場で現用竿は見つけましたが、その後予備に欲しいと思って買いに行ったら、もうありませんでした。アンテナを作るつもりがあったら、見かけたら速攻で確保しておいた方が無難です。
 PETボトルは円筒型でないとコイル巻きの際にツブレ(~~;ます。最近は多角形ボトルが多いので、これまた注意!です。
 友人がコイルを銅線で巻きました。
 多分性能は同じ?と思いますが、相当に重くなりました。私の竿では自立できませんでした(~~;(^^;

 能書きはともかく、一度作ってみると良いアンテナです。
 10mの竿で同軸ケーブルとソータ・バランで給電して高く上げてやってみましたが、これまた相応に飛びましたが、4.5m万能竿の地表面設置と各段に違う訳ではなく、結局のところVCHアンテナは簡易設置、直接給電運用の形態がベストだと思われます。

 なお元々非対称給電?ですからアンテナ・カプラは使った方が無難と思われます。
 FT-817運用での泣き所は、カプラが外付けになる点でしょう。
 私の移動用リグK-1/KX-1は共にATUを組み込んであるので、この点の心配はありませんが。
 ちょっと出てきた“ソータ・バラン”ですが、ジャンクのラジオ用バーアンテナのコアに平行線を5t程巻いたものです。ま、気休めですがトロイダル・コアで作るほどでもないし手持ち材料の活用です。
 バランを入れなくてもハイパワー運用でなければ問題は無いでしょう。

 製作の際の参考になれば幸いです。

 田島 JA1XFA/QRP
Posted by 田島建久 at 2007年03月15日 08:19
JA1XFA/QRP 田島さん、こんばんは。

VCH式アンテナの詳細情報ありがとうございます。

記事にもしようと数日考えていましたが、
移動用アンテナは、自作モノポール(ボトムローディング)が
そこそこ飛ぶので、しばらくこれで遊んでみて
VCH式は、変形にしてベランダアンテナにしてみようと
画策中です。

今月のCQ誌にあったように、したエレメントを
横に曲げて、というのをベランダでやってみようと思います。

11階で地上高はあって活かしたいのですが、大げさな
空中線は落下危険や高層マンションならではの強風等あり
差し控えておりましたが、変形VCHならなんとかなりそうです。

私も感じていたのが、グラスロッドが入手困難なこと。
本当に僅少です。3mクラスは容易に「釣り入門用」として
見かけますが、案外4〜5mクラスが見つけられません。

釣りに詳しい方を知人に招き入れた方が、アンテナ自作には
メリットがありそうです(苦笑

アンテナ自作って、案外時間と手間が無くても、結果が
大きく出るので、とても面白い分野と思います。

この春には、納得の一作を手がけたいと思っております。
また、色々教えてください。
Posted by ハリー伊藤 at 2007年03月15日 20:46
 今日は。伊藤様。

伊藤様 Wrote..
>釣りに詳しい方を知人に招き入れた方が、アンテナ自作には
メリットがありそうです(苦笑

 私の場合、友人にJF1AACという入間市出身・大島在住・漁業関係無線局勤務・趣味ハム&釣り、というベスト・マッチのが居るんですが・・(^^;
 いたってアテになりません(^^;(^^;
 先だってエレメントに使うSUSワイヤーの入手先を検討中に「そうだ、外洋トローリングの釣り糸?用にあるかも」と調べてもらったのですが、結局マトモなもの(安価優先ですので・・釣り好きの購入とは違ったのかも)結局入手できず、結局町内の別のローカルさんの金物屋から問屋発注で1φ/100m巻きを比較的安価に入手しました。
 釣り竿も調べて貰ったのですが、かの地では海釣り主体(アタリマエか?)なので長物はカーボンばかりとの事。
 結局硬調・鮎竿の適当なものを“内地”検索中です。

>この春には、納得の一作を手がけたいと思っております。
また、色々教えてください。

 期待しています。
 と同時にQSOも・・・

 田島 JA1XFA/QRP
Posted by 田島建久 at 2007年03月20日 07:58
JA1XFA/QRP 田島さん、こんにちは。

「漁業関係無線局」という所に異常に興味が惹かれます(笑
プロ局の世界って、憧れなんです。

ははは、釣り人はまた違った趣向、道具のコストには糸目をつけない
方向もあるでしょうから、案外あてにならないのかもしれませんね

無線は、我々QRPのように「いかにローコストで楽しむか」
という趣向や、巨大タワー&アンテナ、フラッグシップリグといった
ハイコストDXerといった、非常に幅の広い趣向があるのも
面白いなぁ、と常々思っています。

昔、無線が「キングオブホビー」といわれた時代がありましたが
私はむしろライセンスが不要で、川・海・湖と気軽さや本気さのレベル
年齢を問わず楽しめる、という点では、私は釣りこそが
「キングオブホビー」という持論があります。

なんて言っていますが、私は釣りはやりません(苦笑
Posted by ハリー伊藤 at 2007年03月21日 16:09
 今日は。伊藤様。

伊藤様 Wrote..
>私はむしろライセンスが不要で、川・海・湖と気軽さや本気さのレベル
年齢を問わず楽しめる、という点では、私は釣りこそが
「キングオブホビー」という持論があります。

なんて言っていますが、私は釣りはやりません(苦笑

 私も大昔?は都内のタクシー無線関係の集中基地局に居たこともあります。オペレータではなく、基地局無線機の保守業務をやっていました。450MHz帯の無線機主体でしたが当時は真空管→バラクタ→トランジスタ、と無線機の更新が進んだ時代で、今思えば非常に勉強になった時代でした。

 さて、我々に適する“釣り竿”って見当たらないですね〜。
 「仕舞寸法」が伊藤さんのや私が見つけたように1m程度のものは見つかることもありますが、CQ誌のVCH局のデータのようなザックに収まる短いものってなかなかありません。

 私も○州屋さんで探した経験がありますが、似たようなものでした。

 釣りそのものも小学生の頃少しやりましたが、その後はやっていません。
 どうも“趣味で動物をイヂメル”というのが気に入りません(^^;
 大島の友人のように釣った魚は食べる、というならまだ良いのですが、「引きの強さを楽しむために外来種の魚を放流する」なんて行為を平気でやるなんてイヤになりますね。

 閑話休題
 21日は近くの稲荷山公園へ午後からプチ移動してきました。
 13:00頃から正味2時間程で7MHzで15局でした。
 桜については、ライトアップの準備はできていましたが、開花は、もう少し先みたいでした。

 田島 JA1XFA/QRP
Posted by 田島建久 at 2007年03月22日 07:55
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