2010年10月12日

SW-40+の時間(RF段)

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本日はRF(受信)段の製作です。上の実態図の青いマーカーを引いた中央と左側の部分です。左側がVFOとミキサーで、トランシーバの基本である発振回路部です。中央がクリスタルフィルターとBFOで、VFOで発振させた3MHzをここで4MHz水晶の信号と混合して7MHzにします。

このブロックの留意点は発振周波数帯を決めるトロイダルコアのL1です。JAのCWメインストリートの7,000〜7,003KHzにするには、マニュアルでは25回巻きとあります。しかし、普通に巻くと私の場合詰め気味で巻いても下限が7,055KHz位でした。

基板取り付け後にトロイダルコアの外側の線材を詰めてなんとか7,000KHzにしましたが、基板へ半田付けしている線材に少し長さの余裕がないと無理なくらい相当詰める必要がありました。

周波数帯を上げるのはC7へコンデンサを追加すれば可能ですが、下げるのは巻き数を増やすか巻き間隔を詰めるしかありません。いっそ、26回巻きにしてCで調整するのが吉のようです。それなら、普通に巻きやすい間隔で巻いても調整できます。

私は25回巻きのまま巻き間隔を詰める方法と取りましたが、結構シビアな調整ですし時になぜか詰めたのに上に振れることもありました。コツは、トロイダルコアの外側を一通り詰めたあと、巻き終わりの端で微調整するとやりやすくなります。ドライバ等工具を使うとエナメルコーティングが剥がれ短絡の恐れがありますから、手の爪で調整すると無難でしょう。

DSCN3625.JPG

そんなシビアな調整なので、周波数カウンタがないとちょっと大変です。今回は周波数カウンタの手持ちがないので、市販リグのFT-817NDに自作ダミーロードを繋いで、送信しながら確認をしました。シグナルジェネレータ代わりですね。調整できなくはないですが、一番最初にどの辺で発振しているか確認するのはかなり大変です。この後、CWで周波数を知らせる超小型周波数カウンタ 『Freq-Mite』 を組み立てるので、以降の調整は楽になりそうです。

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調整風景です。R1のリード線にワイヤを繋いだ方が、ダミーロードからの電波を受信しやすくなりますが、無くても音量が小さいものの調整はできます。RFゲインのJ1はVRを未だ配線していないので、とりあえず2番と3番端子間をショートさせて最大ゲインにして調整を進めました。

電源を入れてサー音が聞こえて、市販リグからの送信が受信できればとりあえず受信回路は確認完了ですが、アンテナを繋いで実際の交信を受信してみても良いですね。ここまでで、7MHzCW受信機として動作しますので、しばらく受信でも楽しめます。

posted by ハリー伊藤 at 22:49| 埼玉 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 自作リグの部屋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
マニュアルを誤解している方が多いようですが、L1を25回巻きで周波数が高かったら表右のコンデンサを足してくださいという意味で、足せば周波数が上がるという意味ではないんですが。
Posted by yagi at 2010年12月22日 11:48
周波数が高かった場合というのは,目論んでいた周波数よりも高いわけですから,対策は周波数を下げる方向へのアクションです.

具体的な方法は,コイルのインダクタンスを上げるかコンデンサのキャパシタンスを上げるかのどちらかですが,これはやりやすい方をやれば良いでしょう.コイルのインダクタンスを上げるなら巻き足せば良いし,コンデンサのキャパシタンスを上げるなら,パラレルに小さなコンデンサを繋げば良いです.
Posted by JS1BVK/3 山田哲也 at 2010年12月25日 13:57
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