2010年09月19日

CW最短ラバスタQSO習得法

前回の練習用ファイルを更新しました。

・単語単位のファイルにまとめなおし
・但し、良くある文は文章にて
・疲れにくいようにトーンを 650Hzに変更
・同じく、波形の角を取りました

音がかなりマイルドになって、疲れにくくなりました。

02_cw_word_new.zip

このファイルによる受信練習のおかげで、「キセルQSO」の率がかなり減りました。私なりに、モールス符号習得の実践への最短到達法を感じたままに記録します。

#キセルQSO:
#コールサインやRST、K、BKは取れるがそれ以外取れないこと


1.まず音感法で符号を覚える

『・−』 と聞こえたら、符号 『・−』 を思い浮かべずに 『A』 を連想するようにする。つまり、 『・−』 → 『A』 となるように受信練習します。パソコンのフリーウェアで色々受信練習ソフトがありますし、最近はハンディ機の機能でランダム符号送出機能があります。私は、バーテックススタンダードさんのVX−3を活用しました。

ここがポイントなのですが、この音感法でアルファベットを復号できただけでは、実践QSOでキセル化からなかなか脱出できません。相当高速で復号できれば別ですが、そこに至るのはかなり時間がかかります。遅れ受信等テクニックはあるようですが、実践QSOでは慌ててしまってなかなかそうもいきません。


2.言語としてのモールス符号を考察

日本語や英語の会話を今一度振り返ります。いずれの言語も、普段の会話においていちいち 『ひらがな』 や 『アルファベット』 を認知して相手の会話を理解していませんよね?分析すると 『単語』 単位で 『単語の音』 を認識し、それをひらがなやアルファベットへ変換せず即 『意味』 としてとらえていますよね。モールス符号もそうすれば良いのでは...

たとえば、日本語で 『名前』 と耳に入れば、 『名前』 → 『な・ま・え』 → 『何かの固有名詞』 なんて理解していません。 『名前』 → 『何かの固有名詞』 と認識しますよね。英語の 『NAME』 もしかり。

ということで、 『 −・ ・− −− ・ 』 ときたら、『相手の局の名前』(ラバスタQSOの場合)と捉えれば良いのでは?実際のQSOをワッチしていると、 『 −・・ ・ 』 を 『DE』 とはいちいち認識せず、 『相手のコールサインがくるぞ』 と耳で感じていると思います。このパターンを増やせば... そんなところから気付きました。

まとめますと、ラバスタQSO頻出単語を 『単語単位の音のかたまりで認識』 できれば、あっという間にQSOにおいての余裕が生まれます。そして、アルファベット一文字一文字の復号は、いわゆる固有名詞に限定すればさらに余裕が生まれます。QSO中ずーっとアルファベット全て復号していたら、集中力も続きません。


3.ラバスタQSO頻出単語の 『一単語』 音感習得

上述に掲載した 『ラバスタQSO頻出単語MP3ファイル』 を音楽プレーヤ・携帯電話等に入れます。そしてまずは 『NAME』 の単語のみ 『一曲リピート・繰り返しモード』 で再生します。 延々 『 −・ ・− −− ・ 』 の音が流れてきます。頭で 『この音が名前、だ』 と 『感じます』 。すると、不意に 『 −・ ・− −− ・ 』 を聞いても、いちいちアルファベットに復号しなくても 『名前だな』 と体で理解できるようになります。

このようにして、一語ずつリピート再生で頻出単語を習得していきます。一日10〜20分、コツコツとやる程度で良いでしょう。私は通勤時やその他移動時間に集中して10分前後練習しました。


4.ラバスタQSO頻出単語の 『ランダム』 音感習得

3.の単語単位にある程度自信がでてきたら、今度は音楽プレーヤの 『ランダム再生モード』 で、頻出単語をランダムに再生して 『体で単語を理解できるか』 練習します。音楽で言えば 『アルバム内ランダム再生モード』 を利用する訳です。

この受信練習をすると、自分が苦手な単語が浮き彫りになりますから、その単語はまた3.に戻って受信練習します。


と、こんな具合です。

ところで実際のQSOでは...

UR NAME?(NAME?/NAME AGN)
QTH?
JCC?

位しか、相手から確認してきませんので、まずこれを覚えるというのも手ですね。逆に、相手の局からは、NAME/QTH/JCC・JCG位しかラバスタでは送ってこないでしょう。あと、 『QSL VIA BURO/JARL』 位ですかね。相手のNAMEを取り損ねたら、

SRI UR NAME AGN BK
UR NAME? BK

と返せば、いくらでも(苦笑 送りなおしてくださいます。JCCサービスやパイルアップになっている 『忙しいQSO』 でなければ、こうしても問題ないようです。胸を張って聞きなおしましょう(笑。

反則技(?)としては、こちらから

RST
NAME
QTHかJCC・JCGナンバー
QSL VIA BURO

を初回に送ってしまえば、何も聞かれない可能性大なので安心?慣れて度胸がつくまでは、この手も有効ですね。

余談ですが、7,003KHzあたりのQRP局頻出帯あたりでは、

UR RIG?
UR POWER(PWR)?
UR ANT?

というやり取りも多いようなので、今回のMP3ファイルにも収録しています。

では、GL ON UR CW QSO!


posted by ハリー伊藤 at 08:22| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | CW道修行と交信術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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