2016年03月01日

DSPステレオ対応ラジオの製作(ケース実装編)

IMG_20160229_220811.jpg

前作のポケットラジオでFM放送も手に入れた事で、中波局のAM放送とワイドFM放送をノイズの具合によっては使い分けているのですが、自宅で聴取する際にはワイドFM放送のステレオ放送をスピーカーでも楽しみたく、こんなものが完成しました。

採用ケースは、スピーカーの口径を稼いで高音質化を図りたかったので、お馴染みタカチさんのこちらのケースにしました。確か一個あたり500円程度で、コストパフォーマンスに優れていますがしっかりした肉厚と天面部(この仕上げで言う所の側面)がパネルとして取り外せるようになっており、加工時便利ですしアルミ板等に差し替えも可能で使い勝手二重丸です。

右側は単四2本電池ケース付、左側は電池ケースなしで主回路と操作スイッチ・入出力ジャック・インジケーター類を搭載しています。右側電池ケース付部と左側主回路部間は汎用ステレオ3.5mmジャック付ケーブルで結び、VccとGND・右側スピーカー出力を収納しています。

今回のDSPラジオモジュールもポケットラジオと同じM6952を採用して、折角ステレオ対応なので外部LINE入力も付けて携帯音楽プレーヤー対応にしてみました。ラジオモジュール+オペアンプ(NJM2073)とオペアンプのみを単に3接点スライドスイッチで切替えるだけです。

IMG_20160229_220919.jpg

側面のジャック類パネルにはバンド表示LED2個を並べたら満席になってしまったので、バンド表示LEDを2色LEDにするか迷いましたが買いに行くのも面倒なのと視認性を考えて、チューニングLEDはフロント部のスピーカーグリル用パンチングパネルの穴からLEDを覗かせることにしました。使ってみると側面は横から覗き込まないと見えないのでこの方が自然で、これはこれで正解でした。

IMG_20160229_221413.jpg

側面については、最上段からFM放送用のロッドアンテナ端子、ヘッドホン端子、バンド表示LED(中波・FM)、外部LINE入力端子です。今回は前作のポケットラジオより一回り大きなケース実装なので余裕かと思いきや、結局またギリギリ実装でした。

また、内蔵スピーカーは口径が大きい方が良いと思い、メーカー不明のアルニコスピーカーを入れてみましたがこれが酷い音質でFM放送でも中波局かという程中高域が出ない代物でした。仕方なく、前作で口径28mmながら元気で明るい音が出るフォスター製のこのコンパクトスピーカーに載替して落ち着きました。

IMG_20160229_183948.jpg

IMG_20160229_184009.jpg

3.5mmステレオプラグと見比べて頂ければコンパクトさがお分かりいただけると思います。この紙コーンでない樹脂系?コーンでも解像度はそこそこ、スピーカーを机と直角に置くセッティングによっては低音もそこそこ出ます。

もっとも、低音と言っても音楽を聴くのに満足できるようなしっかりした低音が出るわけではなく、トーク番組の人声がスカスカではなく低音成分が聴こえる程度です。この口径にしては、随分しっかりした音が鳴りますので、ラジオ用にはもってこいです。

この口径でこの音質なので、もう少し口径が大きい製品であれば素晴らしい音になるかと改めてフォスター電機さんのサイト組み込み用スピーカーのライナップを確認してみましたが、これ以上大きなものは丸型では無くコーンの材質が違うのと厚みがかなり厚くなるものしかありませんでした。

ところでオマケ機能の外部LINE入力端子ですが、これは残念ながらシャリシャリ音すぎて実用レベルには至りませんでした。せいぜい、中波ラジオの外部低周波増幅回路+スピーカー用途という所でしょう。

M6952ラジオモジュールはDSPラジオながら、MPU(外部制御回路)無しでアナログなボリュームでチューニング出来る所が気に入っています。ラジオっぽいですよね。

内部構造については、次のエントリーで取り上げます。



posted by ハリー伊藤 at 07:47| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ラジヲの製作 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。